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弟クンの入園時のアレコレ

弟クンはもうすぐ2年生です。

4年前の保育園の入園に際してのエピソードを紹介しようと思います。

前記事でも紹介したように、弟クンは2歳頃から大変頑固で強いこだわりがあり、

3歳頃には少し落ち着き始めていました。

そんなときに迎えた保育園入園です。

弟クンが生まれてすぐに兄クンが入園したので、

赤ちゃんの頃から自分の入園直前まで兄クンの保育園の送迎に私と行っており、

その保育園は、弟クンにとって大好きな憧れの場所でした。

ウッキウキで入園式を迎えました。

兄クンは初めての場所やものごとには、親を振り返り探すこともなく、

興味の赴くままどこまででも行ってしまうタイプでしたが、

弟クンはちょっと違って、初めての場所やものごとに対して、

親から離れない、親に隠れる…とかで、

警戒心や不安感を分かりやすく表現してくれていました。

入園式に向かうと、知ってる場所でもあり、嬉しさもあり…で、

うろうろと1人で行動、1人で整列…と言う姿も見られましたが、

どんどん人が入ってきて知らない顔が増えてきて、いよいよ式開始となる直前には

私のお膝の上でした(^_^;)

そして穏やかに式は終了しました。

翌日より5日ほどが半日保育、そしてその後は1日保育となります。

多くの子たちが泣きながら登園する中、弟クンは嬉しそうに笑顔でバイバイ。

…が、1日保育が始まって3日目のお迎えで、私を見るなり泣き始めました。

「もうヤダ。明日は行かない。」と。

何があったか尋ねても、パンチされたと言ったり、もじもじしたり、

先生に尋ねてみると、気が合った友達とここ数日遊んでいたが、

戦いごっこでちょっと痛い思いをしたと。

でも、なんだかもじもじ…それだけが原因でもない様子。

初日から笑顔で張り切ってたし、

いよいよ疲れも出てきたかな、翌日にはまた復活してるだろう…

とそれほど気にせずにいました。

そして翌朝…行きたくないと。

この日を今でも後悔しているんです。今でも思い出すと胸が痛みます。

その頃の私には「簡単に休ませてはいけない」と言う頭しかありませんでした。

なぜなんだろう…

なんであの日休ませてあげられなかったんだろう…

泣く子をむりやりおぶって、それでも下りようとする子を捕まえて、

先生に引きはがしてもらって、登園させたんです。

お昼に電話してみると、泣きは治まったが遊ばないし動かないし食べない…と。

迎えに行くと「ずっとママー、ママーって言ってたの。」と自ら教えてくれました。

帰ってからも、翌朝も、ソファーの周りをクルクルクルクルと何周も歩くという

ちょっと変な行動が見られました。

さらには「保育園には、パパとなら行くけどママとは行かない。」と。

ここでやっと私は「これはお休みさせなきゃ。心を休ませてやらなきゃ。」

と思えたのでした。…遅かったですが。

無理やり連れてったあの日のせいで、私への信頼も切れてしまいました。

保育園へお休みの電話をすると、弟クンは他の子たちが泣いているのとは違うので

ちょっとお休みして保育園のことを少し忘れられた方がいいかも…とのことでした。

私もそう思い、しばらくお休みして様子を見ることにしました。

でも、特に出かけたりせず、つまらない単調な生活をあえてして過ごしました。

兄クンの習い事(体操)の会場が保育園だったのですが、

数日後、そのお迎えに弟クンも行きたいと言ったので連れて行きました。

そしたら、久々に会う先生たちに笑顔で会いに行くんです。

「ボク、明日も休むんだよー。今にぃちゃん迎えに来たのー。」と言って。

そして遊具やおもちゃで遊ぶ…。

それで私は、弟クンは保育園のことを毛嫌いしてるわけではないな…と思って

ある作戦を考えました。

翌朝、「今日もお休みしますって先生に言いに行こっか。」と誘ってみました。

「うん♪」と即答でした。

靴も自分で履き、手をつないで自分の足で歩いてました。

ただ、保育園が近づいてくると「言うだけだよ。行かないよ。」と

確かめるように不安な顔をしつつ何度も私に言ってきました。

そのたびに私も「うん。お休みするって言いに行くだけ。言ったら帰るよ。」と

繰り返しました。

そして笑顔で大きな声で「今日お休みするの。もう帰るの。」と先生に伝えました。

先生に事情を話すと

「お休みシール貼ってあげるから、明日はお帳面持っておいでね。」と言ってくれて

これを1週間ほど日課のように続けました。

毎日笑顔です。靴も自分で履いて、自分で歩いてました。

その後先生の配慮もあり、遊んで帰っていいよーと言ってくださり、

私同伴で20分遊んでから帰る…1時間遊んでから帰る…

お昼前のお片付けまで遊んでから帰る…を数日してみました。

遊んで帰る…が1週間ほど過ぎたころ、先生についに言われました。

「お母さんお仕事はありませんか?なくてもお仕事ってことにしませんか?」と。

泣くことも、拒否することもわかってましたが、今なら大丈夫だろう…

という気持ちが私にもありました。

それで、その翌日から半日保育を始めることにしました。

弟クンには何度も何度も説明しました。

「ママはどうしても行かなきゃいけない仕事がある。泣いててもいいし、

 遊びたくなかったら遊ばなくてもいいし、先生に抱っこしてもらってもいい。

 給食終わったら絶対迎えに行くから、それまでは保育園で待っててね。」と。

弟クンは「泣いてていいの?」「遊ばなくていいの?」「食べなくていいの?」と

何度も確認してきました。

そのたびにそれでいいよ答え、給食終わったら絶対迎えに行くと何度も伝えました。

翌朝、うつむきながらも一応支度ができ、靴も自分で履き、歩いて出かけました。

「泣いてもいいの?」「遊ばなくてもいいの?」とまた確かめながら。

保育園が見えてくると、弟クンは泣き出しました。

それでも足を止めずにしっかり歩いている弟クンの姿に私も泣きそうになりました。

が、グッとこらえて「泣いていいよー。ちゃんと歩けて偉いよー。」と

頭をなでなでしながら到着しました。

そこではもう大泣きでしたが、自分で靴を脱いで上がりました。

もうそれだけで素晴らしい!!!って感動してました、私は。

…上靴は履かない!先生の抱っこはいらない!と抵抗はしてましたが(^_^;)

ま、そこが弟クンの弟クンらしさ!!!

迎えに行くと、泣いてはおらず…でも遊ばず、食べず、トイレ行かず…とのこと。

もう、いっぱい褒めて、仕事ができたと感謝して、アイスを買ってやりました。

…アイス余分でしたが、買ってやりたい気持ちが溢れてしまって(^_^;)

(その後しばらく毎回アイスを強要される羽目になったのは言うまでもありません)

そんなこんなで、朝は泣くけど、遊ばないけど、トイレ行かないけど、

給食も食べないけど、拒否らず登園することができるようになり…

一日過ごすこともできるようになり…と過ぎていきました。

そうすると、だんだん気になる給食は食べてみたり…ちょっと遊んでみたり…

という日も少しずつ少しずつ増えていきました。

そこで夏季保育が始まるのですが、この保育園は8月だけ縦割り保育になるんです。

年少年中年長児が混ざり合ったクラスが作られ、担当の先生もローテになるんです。

ここへきて、また大きな心配…(-.-)

ひたすら説明しました。混乱しないように。分かるように。何度も。

…コレが、始まってみると思いのほか性に合ってたらしく、

上の子たちとの関わりが楽しいらしく、

このときから泣かずに登園できるようになっていました。

それからは、よほど朝の機嫌が悪くない限りはスムーズに登園できました。

機嫌の悪い朝は、いつも交換条件でした。

「部屋まで来て。」とか「最後に抱っこ。」とか「片付け手伝って。」とかですが。

こんなふうに、気分を切り替えるスキルを自分で考えて使うなんてスゴイもんです。

ママが交換条件をのんでくれることで得られる何かも求めていたんだと思います。

 

”寄り添う”ということ…

それまでの私には足りなかったことでした。

”寄り添う”ということを、弟クンは数ケ月かけて全身全霊で教えてくれたのでした。

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