兄クンの受診
おとといは兄クンの受診日でした。
初診からちょうど2年です。
ようやく落ち着いて正しく受診できるようになりました…私が(^_^;)
始めは自分から何も用意して行けず、
行って、質問されて、それに答えて、助言を聞く…という感じで
そこでたまたま思い出した気になるエピソードは相談できたりして
環境や対応がよかったことで兄クン自身が落ち着いていたんだとは思いますが
なんとももったいない受診の仕方…と言うか受動的と言うか…。
いつだったか、行って、質問されて、答えらえれず…と言うことがありました。
Dr.「何かありますか?変わったこと、困ったこと、相談したいこと…。」
私「…(沈黙しつつ、考えつつ)特にないです…ね。」
「…(沈黙しつつ、考えつつ)落ち着いてるようです。」
Dr.「じゃ、今日はこれで診察終わりますか。(苦笑)」
私「えーーー?!」(座って5分も経ってなかったのでつい声出ちゃいました(^_^;))
Dr.「(苦笑しつつ)ま、落ち着いてるなら、本人告知の準備を始めましょうか。」
私「あー!そうです!告知の相談したかったんです!」
・・・って言うやり取りをしたことがありました。
このときは、たまたまこの流れで告知の相談ができたわけですが。
そのやり取りで気付きました…やっと(^_^;)
何しに行ってんだよ!って話です。
そして、その後の受診を考えました。
受診の準備をすることにしました。
・対応に悩んだエピソードはメモっておく
・受診数日前には相談したいことをピックアップする
・兄クンにも、相談したいことをピックアップするよう声をかける
…おそらく、他の皆さんは始めからやってることなんですよね(^_^;)
これだけのことで、おそろしく診察でのトークもスムーズにでき、
Dr.からの助言も具体的にもらうことができ、
さらにはその発展まで聞くことができ、
なんともスッキリな受診となるわけです。
今回もほんとにスッキリな受診でした。
そしてもうひとつ今回は進展したんです。
受診に向かう移動中、いつも兄クンに言うんです。
「〇〇先生に、なんでも相談すればいいんだよ。学校の先生や友達、親や兄弟のこと
もね。ASDの専門で何でも知ってるからね。」と。
それで兄クンはいつも「うん。何もない。」と言うんです。
今回もそうでした。
でも今回は前回のときより、私でもはっきり成長があると分かるようなエピソードが
あったので、相談したいことをイメージしてほしくって
「心の専門でもあるからね。」と付け足してみました。
そしたら「ん?」って反応して
「また学校でどう?とか行事どうだった?とか聞いてオレの反応みるんでしょ?」
と聞いてきました。
質問の反応をみて、何やら評価されてると思ってたらしい…ずっと。
どうりで…(-.-)
これまでの受診でのDr.とのやりとりは素っ気なく、
人見知りないくせに毎回なかなか緊張がとれてない感じで
不自然だな…って思ってたんです。
説明不足だったな…と反省しました。
それで私は
「反応みてるって言うか、反応がどうこうじゃなくって、兄クンが学校で困ったこと
ないか?いじめられてないか?先生に間違った対応されてないか?って相談したい
ことが相談しやすいように聞いてくれてるんだよ。忘れやすいから思い出せるよう
にね。心も専門って言ったでしょ。」ってさらに付け足しました。
「ふーん、そうかー。」ってにっこりしてました。
そしたら、今回の受診でのDr.とのやり取りはおもしろいものでした。
いつも通りの兄クンらしいトークでDr.もにっこりでした。
より兄クンらしさがDr.に伝わって私もほっとしてにっこりでした。
本人に分かりやすい説明すること大事!って改めて思いました。