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兄クンのこと

兄クンのこと…

1年生の時の夏休み前の懇談で担任の先生から伝えられたとき

やっぱりあの”きゅーーーん”が胸に響きました。

今思えば…

フラッシュバックを起こしてる瞬間に、

あの”きゅーーーん”が来ているような気がします。

そう、このときも。

”ショック”って言うのではなくて、

やっぱり兄クンの乳幼児時代の映像が頭の中にありました。

その頃、たまひよとか毎月育児雑誌見てたんです。

その付録にたまに付いてるじゃないですか、乳幼児の病気辞典みたいな冊子。

そこに「アスペルガー症候群」の説明も載ってたんです。

 ”カーテンが揺れるのを見て楽しむ”だとか

 ”ミニカーは走らせるのではなく並べて遊ぶ”だとか

 ”おもちゃや絵本は決まった場所に決まった順番にしまう”だとか

 ”どちらかと言うと、知能は平均より高い”だとか

…そんなことがツラツラ書いてあったんです。

兄クンって、まさにそんな感じだったんです。

 悲鳴のような甲高い産声を上げて生まれ、

 自分の手を顔の前にかざしては、動かす指を見つめつつよく眠りました。

 観葉植物の葉っぱが揺れるのも、ニコニコして手足をパタパタさせてました。

 ほーんと、動きすぎず騒ぎすぎずよく眠り…手はかかりませんでした。

 寝返りも遅く、ハイハイもほとんどせずに、歩き始めました。

 歩き始めてからは(今もだけど)とってもよく転ぶし落ちるし…ケガ三昧でした。

 でも何か渡すと、ずーっとそれでひとりで遊んでました。

 人見知りもせず、どこででも誰とでも遊べました。

 お片付けもとっても正確にきれいにやってくれました。

 そして、言葉、文字、数字、色、道…と、

 次々とあっという間に覚えちゃうんです。

 言葉がよく理解できるから、とっても聞き分けがいいんです。

 1歳半健診で、あまりにたくさんの言葉をしゃべれるからって

 保健師さんに驚かれました。(驚いてないでピンとキテよ…と今は思いますが)

それで「兄クンってアスペなのかも~。」って軽ーく思ったんです。

ホントに穏やかな育児生活でした。(5歳くらいからちょっと大変でしたが)

それゆえそう思ったこともそのときだけで、まったく頭の中から消えていたんです。

それが!

懇談の途中でフラッシュバック!

何年ぶりかに!

”きゅーーーん”です!

でもでもそんな過去があったから、

「そーだったんだー!そう言やぁそーだった!やっぱりだったんだー!」と、

それほど慌てず、取り乱さず、落ち着いて家まで帰って来れたんだと思います。

私、とっても冷静でした。

先生、相当気も使って勇気も振り絞って伝えてくれたと思います。

ホントに冷静に話を聞いて帰って来れてよかったなーって、今更ながら思います。

…それから、

…帰宅後から、

必死で関連書籍を読みあさりました。

一番最初に読んだ本はこれです。

 

高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版

高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版

 

 とっても温かい気持ちになりました。

兄クンに重ねて、ASDのことをとってもよく理解できました。

そして、いろんな人に読んでもらいたいと思いました。

1番にこの本に出会えてホントによかったなぁって思いました。

こうやって、前向きに兄クンのこと、ASDのことを勉強することになったのです。

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